平成29年度収入支出決算

第121回組合会(平成30年7月24日開催)において、平成29年度決算が承認されましたので、その概要についてお知らせ致します。

決算概要

平成29年度の収入支出決算は、収支差引額101,914千円、別途積立金からの繰入金75,000千円を控除した経常収支差引額15,403千円となる黒字決算となりました。2年連続の黒字決算となります。保険料率は、前年同様の86/1000を据置いています。収入および支出の概略は下記の通りです。

一般勘定

経常収入合計 676,644千円
経常支出合計 661,241千円
経常収支差引額 15,403千円
被保険者数 1,368人
平均標準報酬月額 355,933円
平均年齢 41.45歳
保険料率 86.000/1000

1.一般・収入決算について

保険料収入は、前年より18.7百万円多い674百万円となりました。別途積立金から75百万円を繰り入れました。収入合計では前年より40百万円多い773.5百万円となりました。別途積立金を控除した経常収入は、676.6百万円となりました。

グラフ

科目 決算額(千円)
健康保険収入 674,276
調整保険料収入 10,382
繰入金 75,000
国庫補助金収入 0
財政調整事業交付金 11,475
雑収入 2,368
収入合計 773,501

2.一般・支出決算について

保険給付費は、前年より6.6百万円少ない357百万円となりました。法定給付費346百万円(前年より8百万円減少)、付加給付費10.8百万円(前年1.3百万円増加)となりました。納付金は252百万円(前年35百万円増加)となりました。支出合計では、前年より34百万円多い672百万円となりました。

グラフ

科目 決算額(千円)
事務費 7,562
保険給付費 356,637
法定給付費 345,824
付加給付費 10,813
納付金 252,098
 前期高齢者納付金 86,752
 後期高齢者支援金 156,340
 病床転換支援金 1
 退職者給付拠出金 9,003
老人保健拠出金 2
保健事業費 44,149
財政調整事業拠出金 10,343
その他 798
支出合計 671,587

介護勘定

収入合計は、準備金繰入11百万円を含め前年より8.9%増の78.7百万円となりました。
介護納付金は、前年より8.8百万円増の68.3百万円でした。支出合計は、前年14.7%増の68.3百万円となりました。結果収入支出差引額は、10.4百万円の黒字となりました。

収入合計 78,687千円
支出合計 68,316千円
収支差引額 10,371千円
第2号被保険者数 970人
平均標準報酬月額 423,928円
保険料率 13.2/1000

3.介護・収入決算について

科目 予算額(千円) 1人当たり額(円)
介護保険収入 66,910 91,282
繰入金 11,000 15,007
雑収入 0 0
その他 777 1,060
合計 78,687 107,349

4.介護・支出決算について

科目 予算額(千円) 1人当たり額(円)
介護納付金 68,304 93,184
還付金 12 16
その他 0 0
合計 68,316 93,201

保健事業について

5.保健事業について

保健事業費は、前年より11.4%増の44百万円となりました。これは、保険料収入の6.5%に相当いたします。 平成29年度の主な変更点としては、疾病予防事業の郵送検診として「子宮頸がん検査」、「骨粗しょう症検査」を年齢制限なしの被保険者及び被扶養者を対象に実施いたしました。 「骨粗しょう症検査」については男女共通の検査と致しました。29年度から新しく実施した郵送検査では「食後血糖値セルフチェック」を行いました。 また、追加事業として、熱中症予防の啓蒙として「熱中症予防のパンフレットと瞬間冷却タオル」をセットして被保険者全員に配布しました。 事業所限定ではありますが、「健康イベント」を開催いたしました。

科目 予算額(千円) 1人当たり額(円)
特定健康診査事業費 882 645
特定保健指導事業費 312 228
保健指導宣伝費 2,704 1,977
疾病予防費 36,406 26,613
体育奨励費 3,845 2,811
保健事業費合計 44,149 32,273